去る 6 月 15 日(日)福井県自治会館多目的ホールにおいて標記学会が開催され、石川県からも多数の会員が参加した。開会式では木山時雨北信越ブロック会長の挨拶からはじまり、多数の来賓の祝辞が披露された。特別講演では「介護予防の街づくり」と題し東京都総合老人研究所副所長 鈴木隆雄先生が講演された。本県からは協賛発表で北信越柔整専門学校講師の赤塚大輔氏が「肩腱板の機能解剖〜超音波所見との対比〜」について、の発表を行い、会員発表では磯松俊也会員が「肩関節前方脱臼―整復法の変化〜梃子作用を利用して〜」しその座長を山下純二 学術部長が務めた。

特別講演では「介護予防の街づくり」と題し東京都総合老人研究所副所長 鈴木隆雄先生がGompertz曲線という年齢と総死亡率により得られる曲線を説明し1950年から現在の2003年の曲線を比べ「病気の予防は既にかなりいいところまで来ている。ということはこの曲線から得られる日本全国の死因(総死亡曲線に近づけるには介護を予防することが大切である」と説明、非常に興味深い講演であった。

北信越柔整専門学校講師の赤塚大輔講師は肩腱板の機能解剖〜超音波所見との対比〜について解りやすく説明本会会員の磯松会員は肩関節前方脱臼―整復法の変化〜梯子作用を利用して〜について説明、非常に解りやすくその方法論は興味深いものであった。
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